SEO対策のやり方は?分かりやすく解説します
SEOとは、ある言葉で検索した際の検索結果での自分のサイトの掲載順位を上げることで、ターゲットにサイトを訪問してもらう施策を言います。
しかしSEOに取り組むといっても、具体的にどのような方法があるのでしょうか?
今回はSEO対策のやり方についてご説明します。
CONTENTS
マイナス評価を無くすSEO
万が一、不正なSEO手法(ブラックハットSEO)を行ってしまっていると、ペナルティとしてサイトの検索順位が下げられている場合があります。このような場合は、先にマイナス評価の原因を無くさなければ、その他の施策を頑張っても効果が出ません。
知らずに不正をしてしまっていた場合は、まずはその原因を取り除きましょう。
また不正行為ではありませんが、リンク切れ等のエラーも評価を下げる原因になる可能性がありますので直しましょう。
不正(ブラックハットSEO)の例
不正(ブラックハットSEO)の例としては、次のようなものが挙げられます。
コピーコンテンツ
他のサイトの内容を真似して掲載すること。
コンテンツの補足のために、必要箇所だけ引用することはできます。しかしあくまで補足程度で、メインは自分で書いたコンテンツでなくてはなりません。
被リンクの自作自演
サイトを量産し、メインサイトに向けてリンクを貼ることで、自作自演で被リンク数を増やすこと。
所有するサイト同士でリンクを貼り合う事自体は不正ではありません。被リンクの量産目的ではなく、内容に関連性があって普通にリンクを貼るのであれば大丈夫です。
被リンクの購入
他のサイトの所有者にお金を払ってリンクを貼ってもらうこと。
テクニカルSEO
ホームページの内部構造を改善するSEOのことを「テクニカルSEO」といいます。
テクニカルSEOは次のような物が挙げられます。
サイトの構造を整理
ユーザーにも検索エンジンにも分かりやすいサイト構造にしましょう。
また重複も避けましょう。サイト内に同じテーマのページが複数あると、ユーザーを迷わせてしまいますし、検索エンジンからの評価も分散してしまいます。扱うテーマが同じであれば1ページにまとめて、その分、1ページの内容を充実させましょう。
内部リンクを整える
関連するページ同士はリンクを貼り、検索エンジンがサイト構造を理解しやすいようにしましょう。
モバイル対応
Webサイトをスマホでも快適に利用できるようにすることを「モバイル対応」と言います。
モバイル対応の最も一般的な方法が「レスポンシブデザイン」です。パソコンでもスマートフォンでもホームぺージが見やすいよう、画面サイズに合わせて自動でレイアウトが変わる仕組みとなっています。
古いサイトでモバイル対応されていない物を見かけることもありますが、そのようなサイトはSEO上不利というだけでなく、ユーザーにとって不便ですし、離脱の原因にもなってしまいます。
SSL対応(HTTPS化)
Web上での通信内容を暗号化することで、安全性を上げる技術をSSL化といいます。
2024年7月現在では96%のWebサイトがSSL化されているようです(参考:Google透明性レポート)ので、「SSL化によって検索順位が上がる」というより「SSL化しないと検索順位が下がる」と言った方が良いかもしれません。
もちろんSEOだけでなく、ユーザーの情報保護の観点でSSL化は必須です。
またGoogle Chromeなどのブラウザでは、SSL化されていないサイトを訪れると「保護されていません」といった警告が表示されますので、ユーザーが不安を感じ離脱する原因となってしまいます。
もしご自身のホームページのURLの最初が「https~」でななく、「http~」で始まっている場合はSSL対応が必要です。
表示速度の改善
ホームページの表示速度が遅いと、検索順位が下がるだけでなく、ユーザー離脱の原因にもなってしまいます。
原因としては、画像や動画といったWebサイトの構成要素が重い場合もありますし、サーバーの環境やスペックが影響している可能性もあります。
コンテンツSEO
ホームぺージの掲載内容(コンテンツ)に関するSEOを「コンテンツSEO」と言います。
コンテンツSEOは次のような物が挙げられます。
ユーザーニーズに合ったコンテンツを発信
検索した人のニーズに合った情報を発信しましょう。
たとえば「横浜駅 ランチ」と検索した時の、自分のブログ記事の掲載順位を上げたいとします。
「横浜駅 ランチ」と検索する人はきっと、「横浜駅周辺の様々なお店を比較して決めたい」と考えているのではないでしょうか?
そう考えると、ページ内では様々なお店を掲載して、なおかつお店のジャンルも多岐に渡っている方が良いでしょう。
お店の情報も、簡単な紹介だけでなく、例えば『おすすめする理由、写真や動画、メニュー、価格帯、住所、アクセス方法、連絡先、お店のURL』……などの情報があると分かりやすいですよね。
検索した人の求めていそうな情報を掲載していくと、SEO上も有利になります。
コンテンツの質の改善
ユーザーが求めていそうな情報や、サイトの目的のために必要な情報をしっかりと掲載しましょう。「サイトの目的のために必要な情報」とは、例えばECサイトであれば製品情報などが挙げられます。
発信者の信頼性・権威性も大切です。会社のホームページであれば、専門家ならではの経験や考えをブログなどで継続的に発信していきましょう。問い合わせ先や責任者などの情報ももちろん必須です。
検索キーワードをタイトルや見出し、サイトの説明文に入れる
ページタイトルや見出しはSEO上、重要な部分です。
たとえば「横浜駅 ランチ」と検索した人にホームページを訪れてほしいなら、「横浜駅 ランチ」という言葉は本文に入れるだけでなく、ページタイトルや見出しにも入れましょう。
また検索順位には関係ありませんが、ディスクリプション(検索結果での説明文)にも同じキーワードを入れるのがおすすめです。
ユーザーにサイトを訪問してもらうには、「このページには私が求めている情報がありそうだ」と感じてもらうことが必要です。ディスクリプションを改善すると、サイトの訪問率を上げる効果が期待できます。
外部SEO
他のサイトから自分のサイトに対しリンクを貼ってもらうことを「外部SEO」と言います。
被リンクが付くことで、「他者が紹介している良いコンテンツ」とみなされ、SEO効果が得られます。
他のサイトの所有者からリンクを貼ってもらえるように工夫しましょう。
リンクを貼ってもらえそうな情報を発信
お役立ち情報・自分ならではの意見や考え・経験談、独自の調査など、他のサイトの所有者がリンクを貼って紹介してくれそうな情報を継続的に発信しましょう。
読みやすさ・伝わりやすさも大切ですので、必要に応じて図表や写真、動画なども活用しましょう。
SNSの活用
SNSからのリンクは、SEO上は「被リンク」にはならない仕組みになっています。
しかしSNS上で良い口コミが増えたり、SNSがきっかけで貴社を知った人が自分のサイトからリンクを貼ってくれたりすれば、SEO効果に繋がります。
まとめ
SEOの具体的な方法をご紹介しました。
山陽印刷ではホームページに関するご相談やリニューアルを承っております。
「質問だけ」「相談だけ」ももちろん大丈夫ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください!