クロスメディアって何?事例付きでご紹介
販促媒体の多様化する現代。
チラシやWebサイト、SNS……どの媒体を選ぶのがベストなのでしょうか?
どんな媒体にも長短があり、「これが正解!」というものはありません。
媒体ごとの長所を生かして、適切に組み合わせる……そんな「クロスメディア」の視点が重要なのではないかと思います。
今回は「クロスメディアって何?」というお話を、実例を交えてご紹介させていただければと思います。
クロスメディアとは
クロスメディアとは、複数の媒体を組み合わせることで相乗効果を生み出し、販促や集客に繋げる方法をいいます。
クロスメディアに似た言葉として、「メディアミックス」があります。メディアミックスとは、複数の媒体を使うことでより多くの人にアプローチすることです。
似た言葉ですが、クロスメディアはメディアミックスと異なり、複数の媒体を「別々に使う」のではなく「組み合わせ」ます。
例えば、以下のようなものがクロスメディアです。
「SNSからWebサイトへと誘導。→サイトで無料プレゼントを配布することにより、メアドを取得。→取得したメアドに対し、メルマガを送付」
このように、複数媒体を包括的な視点で運用し、最終的に「購入」といったゴールへ導きます。
事例:インテリアブランドのクロスメディア
クロスメディアの事例として、インテリアブランド「L家具(仮名)」の販促をご紹介します。
家具を購入するまでのユーザーの動き
- Webメディアの記事広告で「L家具」の存在を知る。「おしゃれで価格帯も安い」と好印象を持つ。
- ユーザーが家を購入したり、今の収納に不満を持つなどのきっかけにより、家具がほしいと考える。
- 買うならインテリアに合う、おしゃれな家具が良いと考える。
- 「L家具」のことを思い出し、Instagramで「L家具」のアカウントを検索。
- おしゃれなインテリア写真を見て憧れを抱き、写真の中の商品を欲しいと感じる。
- L家具のECサイトを訪問。商品の詳細を見て、他の製品とも比較検討した後、購入を決める。
……実はこれ、私があるECサイトで家具を購入した際の流れをまとめたものです。
いま現在家具を買いたいか否かに関係なく、様々な人にブランドを知ってもらえる、Webメディアの記事広告。
綺麗な写真で憧れの感情を引き出す、Instagram。
商品情報をしっかりと発信し、購入まで導くWebサイト。
それぞれの強みをとても上手く活用し、組み合わせています。
まとめ
どのような媒体にも強み弱みがあります。それぞれの強みを生かし、また弱みを他媒体で補うことが効果へと結びつくのだと思います。